子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

      2026/02/20

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

こんにちは、大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院です。

赤ちゃんにとっての指しゃぶりは、気持ちを落ち着かせるための大切な行為です。
しかし、この指しゃぶりが長期間続くと、歯並びや噛み合わせ、あごの発育、さらには発音や顔の形にまで影響を及ぼす可能性があります。
今回は、指しゃぶりが歯並びや口腔発育に与える影響、指しゃぶりを卒業する方法について解説します。

 

指しゃぶりをする理由

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

視覚や聴覚がまだ十分に発達していない時期に、赤ちゃんは口で物を確認しています。
そのため、口は赤ちゃんにとって世界を知るための重要な器官であり、指しゃぶりは自分の体を認識し、感覚を発達させる行為です。
また、指しゃぶりには自己鎮静作用があります。
お腹が空いたとき、眠いとき、不安なとき、退屈なときなど、赤ちゃんは指をしゃぶることで心理的な安定を得ています。

 

発達段階と指しゃぶりの関係

生後数か月
生後数か月の時期は、吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)が強く、頻繁に指しゃぶりをします。
この時期の指しゃぶりは、発達上自然な行動であり、止めさせる必要はありません。

生後6か月から1歳頃
生後6か月から1歳頃になると、歯が生え始めることもあり、歯ぐきの違和感を和らげるために指しゃぶりをすることがあります。
また、離乳食が始まるなど、生活リズムが変化することで不安を感じ、指しゃぶりが増えることもあります。

1歳から3歳頃
言葉や運動能力が発達する1歳から3歳頃は、ストレスや不安を感じることも増えます。
そのため、眠る前や疲れたときなどに指しゃぶりをすることがありますが、この時期までの指しゃぶりは、多くの場合問題ありません。

3歳から4歳頃
3歳から4歳頃になると、多くの子どもが自然に指しゃぶりをやめていきます。
これは、遊びや友達との交流が増え、指しゃぶりをする時間が自然と減っていくためです。
また、自我が発達し、周囲の目を気にするようになることも、指しゃぶり卒業のきっかけとなります。

 

指しゃぶりが歯並びに与える影響

開咬

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

指しゃぶりが長期間続くことの代表的な問題は、開咬です。
開咬とは、奥歯は噛み合っているのに、前歯が上下で接触せず、すき間が開いている状態を指します。
指しゃぶりが原因の場合は、指を長時間口の中に入れていることで、前歯が前方や上方に押し出されて生じます。

 

上顎前突

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

上顎前突(出っ歯)も、長期間の指しゃぶりで生じやすい問題です。
指を吸う際に前歯を前方に押す力がかかり続けることで、上の前歯が前に傾斜したり、突出したりします。

 

狭窄歯列弓

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

指を口の中に入れることで、頬の筋肉が内側に押す力が強くなり、狭窄歯列弓と呼ばれる上顎の歯列が狭くなる状態になることもあります。
上顎が狭くなると、歯が並ぶスペースが不足し、歯が重なり合って生える叢生の原因となります。

 

指しゃぶりをやめるべき年齢

一般的に、3歳までの指しゃぶりは過度に心配する必要はありません。
無理にやめさせようとする funeral、かえってストレスになり、指しゃぶりがやめられなくなることもあります。
3歳から4歳頃は、就寝時や疲れたときなどに指しゃぶりをすることもありますが、これも許容範囲と考えられます。

一方で、永久歯が生える直前の4歳から5歳頃は、指しゃぶりが歯並びへ悪影響を与える可能性が高まります。
その後、永久歯が生え始めてからも指しゃぶりが続いている場合は、何かしらの対策が必要です。
この時期の指しゃぶりは、永久歯の歯並びに直接的に悪影響を与える可能性があります。

 

指しゃぶり卒業のためのポイント

指しゃぶり卒業においてまず理解しておきたいのは、指しゃぶりは子どもにとって自分を落ち着かせるための行動であるということです。
「悪い癖」として指しゃぶりを無理やり止めさせようとすると、子どもはストレスを感じ、かえって指しゃぶりから卒業できなくなる場合があります。
なぜ子どもが指しゃぶりをするのか、どのようなときに指しゃぶりをするのかを観察し、その原因に対処することが根本的な解決につながります。

 

段階的な指しゃぶり卒業のサポート方法

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

いきなりやめさせようとするのではなく、徐々に減らしていくほうが、子どもにとって負担が少なく、卒業できる可能性も高くなります。
まずは、子どもとの対話から始めましょう。
「お口の中の歯が困っているんだよ」などと優しく説明したり、絵本や動画を使って視覚的に説明したりするのがいいでしょう。

次に、「お家の中だけ」「寝るときだけ」というように、徐々に制限を加えていきます。
外出先では指しゃぶりをしないという約束をするなど、段階的にステップを踏んでいくのが適しています。
また、代替行動を提供・提案する方法もあります。
お気に入りのぬいぐるみを抱きしめる、毛布やタオルを触る、親に抱きついてもらうなど、気持ちを落ち着かせられる別の方法を見つけるようにしましょう。

 

指しゃぶり卒業のための具体的な対策

自宅での対策

指しゃぶり卒業のための具体的な方法として、絵本や物語を活用する方法があります。
指しゃぶりをやめることをテーマにした絵本を読み聞かせることで、子ども自身が「やめたい」という気持ちを持つきっかけになります。
また、視覚効果を利用する方法もあります。
子どもの手にキャラクターものの絆創膏やシールを貼るなど、指しゃぶりをしようとしたときに気づくための工夫です。

ストレスを感じている様子があれば、その原因を探り、対処することも必要です。
幼稚園や保育園での問題、家庭内の変化、兄弟姉妹の誕生など、子どもが不安を感じている要因があれば、それに対するサポートを優先することが、結果的に指しゃぶり卒業につながります。

 

歯科医院でのサポート

多くの小児歯科医院では、指しゃぶりに関する相談を受け付けています。
指しゃぶりがなかなかやめられない場合は、歯科医院でのサポートを受けることも検討しましょう。

 

まとめ

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で子どもの指しゃぶりが歯並びに与える影響と卒業のサポート方法を解説

子どもの指しゃぶりは、乳幼児期には自然な行動であり、大切な自己鎮静方法です。
しかし、長期間続くと、開咬や上顎前突などの歯並びの問題、あごの発育への影響、発音の問題などを引き起こす可能性があります。
指しゃぶり卒業のためには、子ども自身が「やめたい」と思えるように、段階的に減らしていく対策をとりましょう。
歯科医院では、専門的なアドバイスや口腔内装置の使用、必要に応じて矯正治療などのサポートを受けることができます。
すでに歯並びへの影響が出ている場合は、早めに相談することが大切です。

 



斎藤歯科医院:https://saito-oobu.com/

〒474-0025 愛知県大府市中央町4-252
電話:0562-47-3521

交通アクセス
大府駅東口徒歩5分
お車でお越しの方:無料駐車場8台あります。

PAGE TOP