虫歯がある人はどれくらいいる?日本人の歯科トラブルの割合を解説

      2025/03/20

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院で日本人の歯科トラブルの割合を解説

こんにちは、大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院です。

食事や会話において重要な役割を果たしている歯は、日々のデンタルケアや食習慣によっては、虫歯や歯周病が原因で失われてしまいます。
では、日本ではどのくらいの割合の人が虫歯になったことがあるのでしょうか。
また、歯周病の症状の一つである「歯肉出血」は、どのくらいの人が経験しているのでしょうか。
厚生労働省が出しているデータをもとに、日本人の口腔環境の実態を解説します。

 

虫歯になったことがある子どもの割合

日本人の歯科トラブルの割合を解説

令和4年の歯科疾患実態調査では、5歳から11歳の子どもを年齢ごとに分けて虫歯になったことがあるかどうかを調査しています。
そのデータによると、各年齢で15%~35%が虫歯になったことがあるという結果が出ています。

この割合は、これまで行ってきた調査と比較すると減少傾向にあり、これは学校での歯科検診やフッ素塗布などの予防措置、保護者の方々の意識の向上と社会全体の虫歯予防への取り組みによるものと考えられます。
歯科医師や保護者による継続的なサポートにより、今後も虫歯の減少が期待されます。

 

虫歯になったことがある大人の割合

日本人の歯科トラブルの割合を解説

25歳以上の大人を対象として虫歯になったことがあるかどうかを調べた調査では、どの年代においても9割近くの方が虫歯になったことがあるという結果が出ています。
特に45歳以上から50歳未満、55歳以上から60歳未満、及び65歳以上から70歳未満のグループでは、95%以上の割合で虫歯を経験しています。
過去の調査と比較すると、若年層(5歳以上35歳未満)においては減少傾向を示している一方で、55歳以上ではむしろ増加していることがわかります。

このデータからわかるのは、ライフステージに応じた口腔ケアの重要性です。
特に中高年以降は、唾液量の減少や仕事と家庭の忙しさなどにより、虫歯や歯周病のリスクが増加するため、日々の丁寧なセルフケアや定期的な歯科検診がそれまでよりも大切になります。
加齢による身体の変化も踏まえ、日々のデンタルケアと歯科医院での専門的なケアの両方を大切にしていきましょう。

 

失った歯がある人の割合

日本人の歯科トラブルの割合を解説

歯は、年齢を重ねるとともに失うリスクが高くなり、15歳から24歳の若年層でも5.9%の方が何らかの理由で歯を失っています。
25歳から34歳になると、その割合は15.0%に達し、35歳から44歳で23.6%、45歳から54歳では40.0%、55歳から64歳で63.7%、65歳から74歳で81.5%、75歳以上は93.9%の方が何らかの理由で歯を失っています。
年を重ねるごとに失った歯の割合が増加することから、早期からの予防の重要性がうかがえます。

ただし、前回の調査と比較すると、40歳以上75歳未満では歯を失う割合がわずかながら減少していることが明らかになっています。
これは、口腔ケア意識の高まりや医療技術の進歩、そして歯科検診の重要性が浸透してきた結果だと考えられます。
しかしながら、75歳以上の高齢者では平均して11本以上の歯を喪失しており、まだまだ改善の余地があるといえます。

 

歯肉出血を有する人の割合

日本人の歯科トラブルの割合を解説

30歳から34歳の成人のうち、50.7%の方が歯肉からの出血を経験しており、35歳から39歳では37.3%と下がるものの、それ以降は再び増加し、多くの年代で半数以上が歯肉出血に悩まされています。
20代以下の若者でも4割近くが歯肉出血を経験していることから、若年層からの予防が重要であることが示されています。

歯肉出血は歯周病を知らせる初期のサインであり、日々のブラッシングや歯間清掃を怠ると、歯肉の炎症が進行し、歯周組織が破壊され、最終的には歯の喪失につながる可能性があります。
「歯周病は中高年の病気」と甘く見ることなく、若いうちから定期的に歯科検診で歯肉の状態をチェックし、歯周病の発症と進行を食い止めることが大切です。

 

歯磨き習慣

日本人の歯科トラブルの割合を解説

日本人の多くが毎日一回以上歯を磨く習慣を持っています。調査によれば、その割合は97.4%に達しており、毎日2回以上歯を磨く人の割合も79.2%となっています。
また、デンタルフロスや歯間ブラシといった補助的なケアを取り入れている人も50.9%に達しています。
特に女性のほうがこれらを用いたケアを意識的に行う割合が高く、この傾向はライフスタイルや美意識に関する影響もあるのではないかと考えられます。
男女問わず、こうした補助的ケアを取り入れることで、口内環境のさらなる改善が見込めます。

 

歯科検診の受診状況

日本人の歯科トラブルの割合を解説

調査によると、1年以内に歯科検診を受診した人の割合は58.0%です。
これは半数以上の人が定期的に歯科医師や歯科衛生士による専門的なチェックを受けていることを示しています。
歯科検診は、虫歯や歯周病を早期発見・早期治療するための有効な手段の一つです。
また、予防歯科の観点からも、定期的に検診を受け、クリーニングなどで歯垢や歯石の除去を行うことは大切です。
口内状況や年齢によってどのくらいの頻度で定期検診を受けるべきかは異なるため、自分の場合にはどのくらいの頻度で通うと虫歯や歯周病を予防しやすいのかを歯科医師に確認するようにしましょう。

 

年を重ねても歯を失わないためには

日本人の歯科トラブルの割合を解説

歯を長く健康に保つためには、何よりも日々のセルフケアが重要です。
毎日の歯磨きを丁寧に行うことはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシも活用し、歯と歯の間の汚れを取り除くようにしましょう。
また、職場や外出先でも、食事後にはうがいをしたり、糖分を含む飲み物をできるだけ避けたりすることで、さらに口内の健康を維持しやすくなります。

そして、そういったセルフケアと同時に重要なのが、定期的に歯科医院に通うことです。
歯科医師や歯科衛生士によるクリーニングや予防指導を受けることで、セルフケアでは行き届かない部分の歯垢や歯石を除去することができます。
また、小さなトラブルでも早めに対処することで、深刻な問題に発展することを防げます。
歯や歯ぐきに異変を感じた際には、放置せずに診断を受けるようにしましょう。

 

まとめ

大府市(愛知県)の歯医者、斎藤歯科医院

日本人の多くが虫歯になったことがあり、歯肉出血や喪失歯がある方の割合も多くの年代で過半数に達しています。
しかし、過去のデータと比較すると改善の兆しも見えています。
年を重ねても歯を失わないためには、日々のセルフケアと定期的な歯科検診が欠かせません。
虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐため、自分自身の口腔ケアの見直しを行い、健康な歯を維持していきましょう。

 



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